1. 夕焼け色にその姿は映らず

    夕焼け色にその姿は映らず

  2. 冬が溶け去って
春が溢れ出した

    冬が溶け去って
    春が溢れ出した

  3. 込めた気持ちは
粘土細工のように

    込めた気持ちは
    粘土細工のように

  4. 映る夕陽は
その人色で

    映る夕陽は
    その人色で

  5. どこか知らない季節へ

    どこか知らない季節へ

  6. 無言の隧道
取り残した記憶
時計の針を戻して
また会えたなら

    無言の隧道
    取り残した記憶
    時計の針を戻して
    また会えたなら

  7. 届かない冬を渡るとき
春が滲んで零れてく

    届かない冬を渡るとき
    春が滲んで零れてく

  8. 遠ざかる季節
見えなくなる
もう一度だけ
どうしようもなく

    遠ざかる季節
    見えなくなる
    もう一度だけ
    どうしようもなく

  9. 時を暖める吐息は
声にならない会いたい
夕暮れの風が吹き消して
静けさの果て

    時を暖める吐息は
    声にならない会いたい
    夕暮れの風が吹き消して
    静けさの果て

  10. 届けたかったのは
架けがえのない朝

Special Thanks : Cさま、Tさま、三島観光交流舘からんころんの皆さま

    届けたかったのは
    架けがえのない朝

    Special Thanks : Cさま、Tさま、三島観光交流舘からんころんの皆さま

  11. 願いは未明に降り積もった
かき分けるほどのそれは
いつの間にそっと消え

    願いは未明に降り積もった
    かき分けるほどのそれは
    いつの間にそっと消え

  12. 人憂しい口虚なら
信じてたほうが
ずっといい

    人憂しい口虚なら
    信じてたほうが
    ずっといい

  13. 眠りから醒めて
腕を伸ばして

    眠りから醒めて
    腕を伸ばして

  14. 見慣れていた朝が
初めての朝になる

数えきれない朝に
今日の色を殴り書く

沢山の今日が通り過ぎ
また踏切が鳴る

    見慣れていた朝が
    初めての朝になる

    数えきれない朝に
    今日の色を殴り書く

    沢山の今日が通り過ぎ
    また踏切が鳴る

  15. 寝ぼけ眼をこすりながら
僕は何を見ていたのだろう
口遊めば口遊むほど
それは言い訳くさく
それは嘘くさく

    寝ぼけ眼をこすりながら
    僕は何を見ていたのだろう
    口遊めば口遊むほど
    それは言い訳くさく
    それは嘘くさく