1. 明日の希みに誘われて
今日の想いに蓋をして

    明日の希みに誘われて
    今日の想いに蓋をして

  2. 箱庭の木洩れ陽
束の間の彩を宿す

    箱庭の木洩れ陽
    束の間の彩を宿す

  3. 夕焼け色にその姿は映らず

    夕焼け色にその姿は映らず

  4. 頂の白が退いて季節が巡る
去年もそうしたように
きっと忘れるんだよ

    頂の白が退いて季節が巡る
    去年もそうしたように
    きっと忘れるんだよ

  5. 冬が溶け去って
春が溢れ出した

    冬が溶け去って
    春が溢れ出した

  6. 映る夕陽は
その人色で

    映る夕陽は
    その人色で

  7. どこか知らない季節へ

    どこか知らない季節へ

  8. 窓が
稜線が
桜の花が
伸ばした手が
夕焼け色に染まる

    窓が
    稜線が
    桜の花が
    伸ばした手が
    夕焼け色に染まる

  9. 無言の隧道
取り残した記憶
時計の針を戻して
また会えたなら

    無言の隧道
    取り残した記憶
    時計の針を戻して
    また会えたなら

  10. 届かない冬を渡るとき
春が滲んで零れてく

    届かない冬を渡るとき
    春が滲んで零れてく

  11. ワイドスターがこんなに目立つとは。

    ワイドスターがこんなに目立つとは。

  12. 遠ざかる季節
見えなくなる
もう一度だけ
どうしようもなく

    遠ざかる季節
    見えなくなる
    もう一度だけ
    どうしようもなく

  13. 時を暖める吐息は
声にならない会いたい
夕暮れの風が吹き消して
静けさの果て

    時を暖める吐息は
    声にならない会いたい
    夕暮れの風が吹き消して
    静けさの果て

  14. 会津に訪れた
おそいおそい春

    会津に訪れた
    おそいおそい春

  15. 牡丹雪を舞わせた春の空
願いを微睡みに融かし
白昼夢が車窓で寝息
また、いつか

    牡丹雪を舞わせた春の空
    願いを微睡みに融かし
    白昼夢が車窓で寝息
    また、いつか