1. 伸ばしていた両手
三寒四温に惑い
進んでは戻り

    伸ばしていた両手
    三寒四温に惑い
    進んでは戻り

  2. 会津に訪れた
おそいおそい春

    会津に訪れた
    おそいおそい春

  3. 牡丹雪を舞わせた春の空
願いを微睡みに融かし
白昼夢が車窓で寝息
また、いつか

    牡丹雪を舞わせた春の空
    願いを微睡みに融かし
    白昼夢が車窓で寝息
    また、いつか

  4. もう遠い冬に
鼓動は未だ駆け足で

    もう遠い冬に
    鼓動は未だ駆け足で

  5. 届けたかったのは
架けがえのない朝

Special Thanks : Cさま、Tさま、三島観光交流舘からんころんの皆さま

    届けたかったのは
    架けがえのない朝

    Special Thanks : Cさま、Tさま、三島観光交流舘からんころんの皆さま

  6. きびしくて
めげそうで
それでも
息をして

    きびしくて
    めげそうで
    それでも
    息をして

  7. 願いは未明に降り積もった
かき分けるほどのそれは
いつの間にそっと消え

    願いは未明に降り積もった
    かき分けるほどのそれは
    いつの間にそっと消え

  8. 人憂しい口虚なら
信じてたほうが
ずっといい

    人憂しい口虚なら
    信じてたほうが
    ずっといい

  9. 眠りから醒めて
腕を伸ばして

    眠りから醒めて
    腕を伸ばして

  10. あたため過ぎた想い
溶かして溶かして
消えるまで

    あたため過ぎた想い
    溶かして溶かして
    消えるまで

  11. 日常の再構成に翼
春を融かして
歪にふわり

    日常の再構成に翼
    春を融かして
    歪にふわり

  12. 春は決して色褪せず
宙に舞う蹉跌まで染めてく

せめて滴る雫に
言葉にならない昔話を

    春は決して色褪せず
    宙に舞う蹉跌まで染めてく

    せめて滴る雫に
    言葉にならない昔話を

  13. 歩きたかったのは
きっと空へ続く道

独り占めじゃ
それはそれは
つまらないんだよ

    歩きたかったのは
    きっと空へ続く道

    独り占めじゃ
    それはそれは
    つまらないんだよ

  14. 見慣れていた朝が
初めての朝になる

数えきれない朝に
今日の色を殴り書く

沢山の今日が通り過ぎ
また踏切が鳴る

    見慣れていた朝が
    初めての朝になる

    数えきれない朝に
    今日の色を殴り書く

    沢山の今日が通り過ぎ
    また踏切が鳴る

  15. 寝ぼけ眼をこすりながら
僕は何を見ていたのだろう
口遊めば口遊むほど
それは言い訳くさく
それは嘘くさく

    寝ぼけ眼をこすりながら
    僕は何を見ていたのだろう
    口遊めば口遊むほど
    それは言い訳くさく
    それは嘘くさく